果てしなくどうしようもない、そして、とてつもなく寂しい!

こんにちは、神谷です。

 

これはリアルな話しで正直辛いです。

 

人は常に幸せを願うものですが、

 

自分にとっては、正直読み返すのも辛いくらいの話しです。

 

 

家を売りました。

今月末には、今の家を

明け渡さなければならず、

 

 

身内にも、手伝ってもらったり、

業者にも、頼んだりもしております。

 

 

私も最初は、一つ一ついるものかどうかの

判断をしていたのですが、

 

しまいにはキリがないと思い、

手伝ってもらっている方々にも、

 

気にせずどんどん処分して貰う様に

言っていたのです。

 

離れて暮らす高校生の娘にも、

必要なものはないか見に来てもらいました。

 

 

離婚をし、母親と我が家を

去った娘も

 

 

自分の住んでいた家がなくなるのは

寂しいでしょうし、

 

思い出の品や、

 

おいておきたい物もあると思います。

 

当時のままの彼女の机や、

衣装ケース、本棚から、

必要な物を選んでもらう事にしました。

 

と、不意に娘は

 

不用品の山に目を留め

しばらく動かずに見つめていました。

 

 

娘の視線の先にあったのは、

彼女が小学生の時に背負っていた

ランドセルだったのです。

 

 

「どんどん処分して」の、私の言葉に

手伝いに来てくれた方も

片っ端に、整理してくれていたようです。

 

卒業から、5年は経過していましたが、

その鮮やかなピンク色は褪せることなく

今も綺麗なままでした。

 

 

娘の成績はお世辞にも

良いとは言えませんでしたが、

ランドセルや、教科書はとても大事に使って

いた様です。

 

 

私は、無機質なゴミの山の中から、

一際異彩を放つ、ピンク色のランドセルを

取り出し、彼女に手渡しました。

 

 

娘は、

 

一瞬たじろぎながらも

おそるおそる幼い頃の自分の思い出を

覗き込むかの様に、ランドセルを開けて

中を確認しはじめました。

 

 

やがて、私の視線を感じた彼女は

懐かしそうな、楽しそうな表情をやがて、

全て押し殺した作り笑顔に変え、

 

『う〜ん、おいとくとこ無いもんな・・・

良いや・・・・』

 

と、一言だけ呟いて

ランドセルを私に返しました。

 

 

精一杯大人に対して気配りしようとする、

娘の顔には、まだ少女の幼さが残っています。

 

 

そして、そのやや虚ろな笑顔のなかに、

一瞬ですが、とても悲しげな娘の

気持ちを見てしまいました。

 

 

私は、自分だけではなく、

娘や、子供達の思いでまでも

全て、無機質で、陳腐な物に変え、

 

 

不要品の山へと積み上げている事に、

その時自分で気が付きました。

 

 

これから、自分でいくら稼いでも

いくら子供にお小遣いを渡しても、

 

 

一度、壊してしまった思い出までも

元に戻してあげる事はできないのです。

 

思い出というのは、

家のあらゆる隙間や物に入り込んでいて、

 

 

不意に蓋を開けた瞬間、

噴き出す様に溢れて出てくる様です。

 

 

なんて、罪深く、無神経で、傲慢で

空っぽな上に、どうしてこんなに、

果てしなく始末に負えないのものなのでしょうか・・・・

 

 

感情を押し殺した

サイボーグの様になって生きようとしていた自分も、

 

 

これには、なすすべもなく、

血を流して倒れこみ、泣きむせぶしかありません。

 

 

たとえ、過去は取り戻す事はできなくても、

 

 

前に向かって、突き進むしか

もはや自分には残されていないのです。

 

 

自分はどうしたいのか、

 

どうなりたいのか?

 

やらなければいけない事は何か?

 

いつまでに達成しなければいけないのか?

 

全てを、また立ち上がって

やり直すしかないのです。

 

今日はこの辺で・・・・

P.S.娘のランドセルは、結局私が保護しました。

リニューアルして、ミニチュアにするなどして、

もう一度プレゼントします。

 

神谷でした!

 

 


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Kamiya Ryotaroマキタからニコンに持ちかえた男

投稿者の過去記事

20年以上、建設現場で足場工事の個人事業主として働いてきた。

しかし、突如妻から離婚を言い渡される。

何故?・・・

確かに波はあるが、順調に仕事の受注は伸びていた。

むしろ、それまでは、自分が死にもの狂いで働けば、家族が楽できると、

いつかはみんなで一緒に笑顔になれ、幸せになれるだろうと、今思えば根拠

のない幻想を抱き、たどり着けない理想郷をめざしていた。

結果は、家族を失い、住宅ローンだけが残る。

命がけの仕事にモチベーションを、もはや見いだせない。

漠然とした不安、底なしの孤独、行き場を失った自らの存在価値。

ネットの世界に救いを求めて彷徨い、遂にカメラ転売と出会う。

全てを失い、カメラ転売に挑戦するアラフィフ男

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